「8020」は「ハチ・マル・ニイ・マル」と読み「8020運動」とは80歳になっても20本以上の自分の歯を保とうと言う運動で、平成元年、厚生省(現厚生労働省)と日本歯科医師会が提唱し自治体、各種団体、企業、そして広く国民に呼びかけてきたらしいが私は最近になって知った。
8020の理由は親知らずを除く28本の歯のうち、少なくとも20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食物を噛み砕くことができ、おいしく食べられるかららしい。つまり、高齢になっても20本以上自分の歯を保ちましょうと言うのがその主旨である。
私は、高校1年生のときに下側の奥から二本目(親知らずを入れれば三本目)の歯が左右とも虫歯になり、現在かぶり物が入っている。その後、何度かその部分が悪くなり現在、左側の歯は半分なくなっていて、27.5本が残っている事になる。歯医者は何故かそのままで良いと言うことで5mm位の空間があいたままである。
親知らずは今から20年以上も前に大阪にいた頃に抜いてもらった。「ごきっ」という音と共に抜かれたことを覚えている。聞くところによると親知らずを抜いて熱を出したり、最悪、命を落とすと言うことも聞いたが私の場合はなんとも無かった。最近は食生活の変化で親知らずも外に出てこないで中に隠れている事も多くこれを抜くのは一般の歯科医でなく専門医でないと抜けないようだ。
2004年の暮れに「音波振動ハブラシ」と言うものを買って現在も使っているがこれは便利である。利点を列記すると下記になる。
・これまで3分間を目安に磨いていたがこれはタイマがついていて2分経過すると一時的に2回停止してくれるので時間の目安になる。
・歯磨き剤は別につけなくても良い。→つける場合は少量と明記あり。(気分的なこともあるので1週間に1回程度これまでの方法で歯磨き剤をつけて歯を磨き、その後にこれを使う。ヤニ取り用、美白用は研磨剤が多く含まれるので使用不可と明記あり)
・これまでの方法で歯を磨いた後にこれを使うと、残っていた歯磨き剤が一杯出てきて手磨きとすすぎをやっていたものより、汚れ(歯垢)が音波により取れていることを実感する。
・これまで磨きにくかった上側の歯の内側も当てるだけで磨いてくれるので磨きやすい。
ちなみに価格は12,575円であった。音波はノーマル、ソフト、マッサージモードの3種類に切替ができる。ブラシは3か月に1度、交換しなければならない。また、歯茎のマッサージ用のブラシも付属している。ブラシは簡単に交換できるので家族で使う事ができる。識別リングがついているので自分の色を決めればよいだけである。交換用のブラシはヤマダ電機で2個いり840円で売っている。
昼と夜は食事後、普通のブラシで水だけで歯についたカスをとっている。さぁ100才まで生きるつもりでよく噛んでしっかり歯磨きをしよう。