九谷茶碗祭り


 毎年5月3~5日に行われる、「九谷茶碗まつり」に行ってきた。会場に行くと何年か前に金沢市内のデパートで買った「器」とよく似たものがあったので買ってきた。値札は800円であったが祭りの最終日なので700円であった。   
   
 家に帰って比べてみると絵柄はまったく同じものであった。デパートで買ったものは3千数百円であったがこれは700円で4倍以上の値開きがある。   
   
 なんでかということで調べてみたら手が滑ったのか余分な色付けがしてあり、価格差はここの違いであった。   
   
 藏ざらえと言うか在庫一掃と言うか、九谷作家なら壊してしまうものだがそこは作家ならぬ商家の商売なので致し方の無いことである。   
   
 漆器にしろ、磁器、陶器にしろ家には使わないものとか、たまにしか使わないものが一杯ありたまっていくばかりである。世で言う「断捨離」の必要があるがまだ「黄泉の国」へ行くには時間があるのでそのままである。   
   
 ネットで拾った断捨離   
   
 ヨガの「断行(だんぎょう)」、「捨行(しゃぎょう)」、「離行(りぎょう)」という考え方を応用して、人生や日常生活に不要なモノを断つ、また捨てることで、モノへの執着から解放され、身軽で快適な人生を手に入れようという考え。単なる片づけとは一線を引くという。   
   
断=入ってくる要らない物を断つ   
捨=家にずっとある要らない物を捨てる   
離=物への執着から離れる