昔はメガネのねじがよく緩んだので小さなメガネ専用のねじ回し(プラスドライバー)で緩むたびにねじ回しで締め付けていた。たまには緩んだ事に気がつかず小ねじが無くなってしまう事もありすぐ眼鏡屋に行ったものであった。 しかし、最近はねじに工夫がされているのか、ここ2年以上ねじが緩んだことが無い。が、ツルの耳あて(合成樹脂)は2回ばかり折れた。 一般的な場合は緩み止めの為スプリングワッシャー(バネ座金)が入っているがメガネには何故かねじだけである。仕事でやっているものは平ワッシャー(平座金)も入れている。また、これでもかと言うことで「ねじロック」をねじに塗布して、ボルト、ナットがさらに緩まないようにしている場合もある。 かなり以前に某社の扇風機を買った。このメーカーは、私が思っている一般的な電機(気)メーカーというより電機(気)以外のメーカーのイメージが強い。他にも他の電機(気)メーカーの扇風機も使っている。最近その電機(気)メーカー以外のイメージの強いメーカーの扇風機の羽根が外側のガードにすれるような音がするので調べてみた。羽根を外してみたらモータを固定するねじが2本落ちてきた。よく見るとモータは3本のねじで留めている。3本のうち2本が抜ければ芯がずれて羽根がガードに当たるのも判る。 3本とも締め直したら音は止った。緩み止めのためのスプリングワッシャーは入っていなかった。私の常識からすれば回転部分や振動部分に緩み止めが無いのは?である。やはり専門メーカーでないからかなと思った。 同様に家で使っているもので緩みやすいものは鍋とかフライパンなどの取っ手、或いは照明や換気扇などのスイッチのプレート(配線はまず緩まない)などがある。
写真の上のねじと向かって右側のねじが落ちてきた(外れた)。