以前、富山市内の無電柱化された街路樹の上をわりと大きい鳥が秋の夕暮れ時、群れをなして飛び回り時間が経つと木にとまりすごい鳴き声を出していた。しばらくするとまた街路樹の上を群れをなして飛び回り、再び木にとまるという繰り返しを見た事がある。
夕方の散歩時に石川県庁付近(無電柱化されている)の街路樹やちょっと離れたところの高圧配電線の電線上でも同様の光景が見られる。
ネットで調べてみると鳥の名は「ムクドリ」のようで、下記の記述があった。
ムクドリの仲間は集合性が強く、繁殖期を除き、昼間は畑や果樹園などに群れで飛来して餌を探し、夜も集まってねぐらをとります
彼らは魚の大群と同じにように、巨大な群れを形成しながら飛行することで、猛禽類や大型の鳥などの天敵から襲われることのリスクを軽減させて身を守っている
ムクドリたちは、まるで一匹の生き物のようにうねりながら、空を自由に行き来しており、その華麗に飛ぶ姿はまさに「美しい」の一言
「もののけ姫」のシシ神がデイダラボッチに変化する瞬間を思い出す
群れが大空を舞う様子はまるで1つ巨大な生物のように見えるほど綺麗に歩調(飛調?)を保っています
ムクドリにとっては、近年住みやすい駅前かもしれませんが、付近の住民などにとっては大迷惑です ねぐらとなるケヤキなどの街路樹や電線付近は鳴き声がうるさく、道路には大量のフンが落ちてきます 目玉模様の風船をぶら下げたり、爆発音や鳥の嫌がる声を流したりするなど追い払いのためのいろいろな対策がなされている