数の多い事の例えとして「浜の真砂(はまのまさご)」と言う言葉がある。これは広辞苑によれば大泥棒の石川五右衛門の辞世の句と言われ、「石川や浜の真砂は尽くるとも世に盗人の種はたへせじ」となっている。今日初めて広辞苑をみたが、かなり以前にラジオだったと思うが「浜の真砂は尽きるとも世に盗人の種は尽きまじ」と言っていたのを記憶している。
上記とは意味合いが一寸違うが世の中には悪い事を考えるとか、トラブルがあっても知らん顔とか、あくどく金儲けに走る族(輩・やから)が一杯いる。オレオレ、振り込め、ヒューザー、姉歯、銀行屋、貸金屋、保険屋そのたもろもろが「種」を考えている。そして毎日のように新聞、TV、Webなどでにぎやかに報道されている。
お隣の某国では「だます者より、だまされた者が悪い」と言うお国柄なのでこれも現在コピー商品とか商習慣で先進諸国が手を焼いているらしい。
パロマさんの湯沸器の対応は後手後手で感心しないが、松下電器さんのFF式石油暖房機のトラブルの件の対応は感心している。そこまでしたら十分でないかと私は思うが今も継続してやっている。雨降って地固まるで逆に信用が増したと私は思っているが如何?。ソニーさんの電池、日立さんのタービンの羽根など話題には事を欠かない。
製造物責任法(PL法)に基ずくPL保険もあるが各社さんはどうしているのだろうか聞いてみたいものである。他山の石として肝に銘じよう。