ブラック企業


いとこも教師をしていたし、知り合いに教師が数名いる、近所には子供(独立している)が教師をしている家庭もある。数年前に聞いた話であるが、最近の学校はなんでもかんでも報告書にして上に出さないといけないので小学校の教員でも結構忙しい様である。(旦那の話)

 

高校の教師では、部活その他で時間を取られ自虐的に「ブラック企業勤務」と言っている。出張などで帰ってくると仕事がワンサカ溜まっていて朝7時前の早朝勤務も珍しくないようで、それでもすでに3~4人の先生は学校に来て残務処理に追われているとか。

 

どうなっとるげんろ?、←金沢弁(どうなっているの?) 今は、高校では全員が部活をやっているようだが?、汽車と電車の遠距離通学のあっしらは「帰宅部」に所属していた。(^◇^) 部活に関わらない先生はのんびりしていた様に思うが・・・

 

下記は石川県教職員組合が2017年5月9日の発表したものを10日の毎日新聞のローカル版に掲載されたネット記事のものである。

 

県教職員組合は9日、県内の中学校の若手教員の時間外労働が1カ月当たり平均124・5時間に達したとの調査結果を発表した。小学校などの教職員に比べても長時間勤務が際立っており、県庁で記者会見を開いた県教組は「休日の部活指導や、授業研究などの時間の長さが長時間勤務につながっているのでは」として改善を求めている。

 

調査は昨年9~10月、県内の31歳以下の小中学校、特別支援学校の教職員に協力を求め、207人から回答を得た。

 

その結果、中学校教員33人は全員、小学校教員は1人を除く144人が「時間外勤務をしている」と答えた。中学校では63%が「1カ月当たり100時間以上」と申告。最長で220・5時間に上るケースがあり、県教組は「石川県は全国的にも部活の時間が長い。週末練習や大会出場が重なると、長時間勤務をせざるを得なくなる」と指摘した。

 

会見では、文部科学省が4月に公表した昨年度の教員勤務実態調査にも触れ、「業務の改善だけでは限界がある」として長時間労働の抑制を訴えた。会見には中学校のPTA役員経験があるという保護者も同席し「教員が疲れ切っている実態を知った。保護者や地域住民なども学校運営に参画し、支えたい」と話した。