我が家の水栓


 電気あれこれNo.3の「スイッチの話」でちょっと触れたが、阪神淡路大震災(1995.1.17)以降、水道の蛇口(水栓)のレバー式の物はレバーを上に上げて水が出て下げると水が止まると言う方式になったが、我が家は1993年に建替えたので台所はレバーを下げると水が出て、上げると水が止まると言う逆の方式のものであった。

 これ等も地震後、水道の水が出っぱなしになっていた事から重力に逆らわない方式のものに変えられたと思う。私の勤め先も1999年に移転新築され我家と逆方式なので今でもしょっちゅう間違って止めるつもりで思い切り上に上げて水をはじかせてしまう事がある。

 遠方に住んでいる子供たちのところも我が家と反対である。そんな訳で先日、水周りをいらったついでに台所の水栓を取替えた。最初はハンドシャワーが付いたものをつけたもらったがホ-スを伝いキャビネット内部に入った水を受ける「水受けタンク」が場所を取る事や掃除の手間もあるので普通の物に取り替えてもらった。洗面化粧台は建替時からハンドシャワー付きであるがここで洗髪をすることもなくシャワ-もタンクも無用になっている。

 これでようやく頭のスイッチを切り替えることなく会社でも子供たちのところでも無意識にレバーを触っても大丈夫になるはずである

               写真は洗面化粧台についている水受けタンク