若い頃は葬儀に参列する事や法事に出る事は当然ながら少なかった。が、歳とともに回数も多くなり先月から今月にかけ法事が3回もあった。昔は結婚式が年に8回もあった年もあり出費がかさんだがここ最近はゼロである。予備軍はまわりに多くいるが一向にその気配が見えてこないので少子高齢化を実感している(^◇^)。
葬儀、法事でいつも思うのが凡人の私には一向に理解できない、「ありがたいお経様?」である。特に法事では長々と聞かされる事である。意味でも解るなら聞いていてもよいがさっぱりなものを長時間聞かされる事である。その間故人を偲べと言う事なのか?。以前、親戚の25回忌と50回忌を兼ねた法事の際はまだ終わらないのか、まだ終わらないのかと思いつつ休み無く1時間近くやられたのには参ってしまった。いたって信仰心の薄い私にとってお経は苦手である。こんな事をいったらバチがあたるのかな。
最近はみなさん長生きだけど足の悪い人も多く、家庭でもお寺でも法事の席には大抵椅子が用意してある。法事とは故人の縁で親類縁者が集まって故人を偲ぶ事のほか出席者の交流の場でもある。お経が上がってしまえば河岸を変えて交流の場になる。諸外国はどうか知らないが日本の良い風習なのかも。しかし、車で行く場合がほとんどなので飲酒運転ゼロの御時世、飲める人は良いが飲めない私は、「あいそもない」ものである。