前回は400Hzはどこに使うなどの件を載せたが今回は60Hzに比べ400Hzはどれくらい表 皮効果や構造物の鉄損によってMCCB(配線用遮断器)の温度が上がるかを調べてみた。
400Hzの電源容量が少ないので2台の2P50AF/10ATのMCCBに同時に60Hzの10Aと40 0Hzの10Aを流し、MCCBの負荷側端子と負荷側外面の2個所の温度上昇をみた。
表皮効果により実効抵抗が増える事や構造物の鉄損が増えるので負荷側端子の温度上 昇は60Hzの14.98Kに比べ400Hzは28.31Kとなり、その差は歴然としている。かつ、400Hz の場合はMCCB内部からキィーンと言う高い音がする。