アースの話


 1.日常、我々電気屋がアースと言っているのは英語のEarthであり、米語ではグラウンドGroundと呼ばれ    ている。       
       
   Earth:      接地、アース、地球、大地      
   Ground:   接地、アース、地表、地面      
        
 アースは日本語に直せば、接地、地絡であるが、我々は英語、米語、日本語の意識無しにアース、グラウンド、接地を適当に使っている。具体的にはアースを取ったか、アースが浮いている、接地抵抗はどれだけ?、接地線サイズはどれだけ?、地絡電流は?などの表現をしている。       
       
 グラウンドは、私なんかはグランドと呼び、主に4項に記載した保護継電器の呼び方として「グランドリレー」等と呼んでいる。       
       
 2.アースとは電路または電気機械器具の箱体(ケース)、鉄心から導体(主として電線のIV、EM-IE/F等)を用いて大地と接続する事を言う。