先日、お騒がせ中の東京電力管内の集合住宅の機械式電力量計(WHM)を見る機会があった。電力量計は計量法により検定期間が過ぎれば新たに検定を受けたものに交換され電気料金の取引の公正公平化を図っている。
このメーター(WHM)は10年毎に取り替えられ、取り替えられた古い物は国の指定を受けた指定検定機関(主に電力会社の子会社で北陸電力であれば北陸計器工業)で軸受けなどの消耗部品(部品はメーカーより供給を受ける)を交換し誤差試験等をしてOKであれば再度使用される仕組みである。
北陸計器工業を以前に見学した事があるが、その時2~3回は再検定してOKであれば再使用しているとの事であった。30~40年程度の使用は普通のようである。
我家のものは、2007年3月にオール電化にしたので2006年製の電子式の物なので私が黄泉の国に行ってしまった後も使われているハズである(^-^)。その頃には今の様な毎月の検針ではなく自動検針になっていると思うが如何?。
北陸電力管内の高圧需要家は今年の3月から自動検針になったようだ、契約電力500kWを超える所だけかも知らないが・・・、ただ、深夜電力だけは相変わらず人手による検針が続いている。もうすこし工夫ができないものなのか・・・
下に「我が国の電力量計検定制度の概要」の資料がNETにあったので覗いて見て下さい。