7月23日、散歩の帰り信号の前の電柱を見たらB種接地線(EB)?の保護管が破損して電 線が出ていた。見たところかなり以前からこのままの状態かと思う。被覆電線なので震災時に、はやった言葉のように、「直ちに影響はない」が北陸電力のHPの「お問合せ」で朝9時頃その旨を電柱番号を記入してメールを送り北陸電力の反応を見た。
B種接地の役目の高低圧の混触でも対地電圧を150V以下に抑える事は50年以上電気にかかわっているがこの事故を私は聞いたことがない。しかし、明治時代には混触事故はよく あったらしく、それまで低圧側は非接地であったのが、その後世界的に低圧側は接地式になったようだ。後は低圧側の地絡でEB抵抗とED抵抗で分圧される電圧が問題だが電線の被覆があるのでこれも問題はない。傷つけられ芯線がむき出しになっていれば話は別であるが。
今日の住宅用分電盤は漏電遮断器(ELCB)の設置が義務付けられているのでこれも問題はないかも・・・
当日、午後3時ごろ北陸電力のサービス員2人が自宅に来た。現場を見て対応しますと言っても400mくらいしか離れていない現場に向かった。
夕方、現場を見たが変化はなくそのままの状態であった。彼らは現場を見るだけで実際の手直しは業者に委託するものと思われる。
が、しかしである。
毎日散歩のついでに現場を見ているが、6日たった7月28日(土)の17:00頃にも現場を見たが変化無しである。仮にNTTのアースであっても北陸電力から「これこれしかじか」でNTTに連絡してありますからの返答があってもよいものだが北陸電力からは何の連絡もない。北陸電力と言うか世上を騒がせている各電力会社のいい加減さがよくわかった。
普通の会社ならこんな対応では次から注文は来なくなりお父さんである(倒産)。地域独占で胡坐をかいてお客を無視しているさかいに問題ばかり起こしやがって・・・
PDCAをしっかり回さんかいや、電気屋のはしくれとして頭にきている。
7月31日の朝7時ごろにも見たが「そのまんまひがし」であった。