これまで高圧配電線には架空地線(かくうちせん・がくうちせんとこだわる人もいるようです)が必ずあるものと思っていたがそうでもないようだ。写真1は我家の横の電柱だが架空地線が設置されている。が、電柱5本離れた所に行くと写真2のように架空地線が行き止まりになっている。
そこからは架空地線の無い電柱(配電線)が結構続いている。避雷器も付いていない。何でだろう?、直撃雷はどうしようもないが、誘導雷の保護は・・・。
石川県内では「雷の通り道」なる地域があるようだが、私が長く住んでいるこの地に直撃雷があったとか、誘導雷で電気製品がやられたと言う話も聞かない。
架空地線のない配電線の近くにある大きな建物は金沢市立工業高等学校で改築前は「避雷針」が設置されていたが改築後は無い。まさか、昔の避雷針の頂点から45°以内のものは保護出来ると言う事で他人様の設備を利用して省略したのか・・・(^-^)。
この地方の年間雷雨日数分布(IKLマップ Isokeraunic Level Map)は38~40日程度であるが、金沢気象台の記録では1988年55日、2002年64日、2005年72日を記録しているのでIKLもあてにならない。
何でだろう?ようわからんわ。