２００７年１月７日にこれまで１０年間使っていたＦＡＸ・電話機を新しい物に取り替えた。時代の経過による省エネをみる為、新旧の消費電力を測定して見た。

下表は取扱説明書に記載の値（--は記載無しを示す、**対象外を示す）、②は新、①は旧を示す。

下表は実測値（**は対象外を示す）、②は新、①は旧を示す。
　　

・親機の待機電力は５Ｗから、ディスプレイ非表示のそれは０.９Ｗになった。が、ディスプレイ表示時は同じく５Ｗである。しかし、何にもしないでおけば３分後に０.９Ｗに戻るので省エネになっている。単純計算すれば、待機電力だけで親機は年間(5-0.9)W×24h×365日=35.916kWh、子機は２台あるので2台×(1-0.7)W×24h×365日=5.256kWh、合わせて年間41.168kWhの省エネとなっている。

・どちらも動作時最大のＷは確認できなかった（瞬時値を言っているのかも）。ＦＡＸ時（旧８～１６Ｗ→新７～１５Ｗ）とコピー時（旧１８～２２Ｗ→新１３～２０Ｗ）で上の値で１～２Ｗ程度省エネになっている。

・新しいもの何故か停電になると時間設定が必要になっている（瞬時電圧低下は確認していない）。前のものは感熱紙だったが今回のもの普通紙にコピーできるので経年で消えることはない。便利だがインクリボンがいる。が、画面で見るだけの機能もあるので重要でないものはメモなり頭に入れればよい。

写真１・１９９５年製のＦＡＸ・電話機、我家では不要になったがよそ様で有効に使って貰っている。

写真２・現在、我家で使用中の２００６年製のＦＡＸ・電話機。