交流の相及び直流の極性による器具及び導体の配置と色別は JEM1134:1994によって決められている。 1958.5.29制定 1994.6.23第5回改正 相及び極性による器具及び導体の配置
公的、団体的な規格、基準を一旦作ってしまうとそれによってやらざるを得ないので、間違いやすい規格を作ると日本全国が迷惑を受けることになる。この規格は日本独自のものでありIEC298にはなく JEM1425でもその旨をうたっている。 私が考えるには電気用品取締法(現在は電気用品安全法で通称:PSE法)の昔からコンセントの極性が左は接地側(敢えて言えば-側)、右は電圧側(敢えて言えば+側)に合わせたのではと考えるが如何。
電気屋?さんならだれでも知っていると思うがコ ンセント左側の受け口が長くなっており、アース側(接地側)は2心ケーブルの白線(VVF)を接続し電圧側は黒線(VVF)を接続する。 が、家電製品でプラグの電圧側と接地側が決まっているものはこれまで見た事がないし、いちいち そんな事を考えて使った事は無い。 ただ、接地側が指定されているものがあればプラ グの刃受けの幅が広ければそこが接地側と判り差 し間違えは起きない(逆には入らない)。 電気あれこれNo.100 2010.3.20「プラグの幅」 参照
ネットで拾った情報によれば、AV機器等の電源コードでは、白い線の印刷されたほうがアース(「グランド」等とも呼ばれます)となっています。白い線がない場合、文字が印刷されている側がアースと考えて取り扱うのが一般的です 機器のプラグをどちら向きに差しこんでも、機能的には全く問題ありませんが、AV機器の場合は画質や音質に影響を及ぼす事があります。 またJEM規格(日本電機工業会)によらないものは好きに配置している。例として、 アマチュア無線用の直流電源装置