家の周りの電柱もそうだが金沢市内というよりは全国の電柱は程度の差はあるが傾いて設置さ れている。当初は垂直に立てられると思うが、装柱金物、変圧器、高低圧配線の質量によって荷 重のかかる方向に電柱が傾いている。
先日、金沢市内の国が選定した「重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)」の「東山ひがし」 近くで見た「てんぽにかたがっとる電柱」 ← 石川県加賀地方の方言で「大きく傾いている電柱」 を見た。写真参照 T字路なので支線は取られていない。
てんぽに:非常に、大げさな、大きい、様子がすごい等の意
かたがっている:傾いている
ネットで拾った電柱の傾きについて
電気設備技術基準には、電柱の傾きについては何ら規定はありません。
電力会社の社内規定にもおそらく存在しないと思います。
私が知る某電力会社の規定にはありません。
その理由は電柱の傾きそのものが安全基準にはならないからでしょう。
電柱の基礎(地際)の安全率や、他の工作物や造営材との離隔などが安全基準となるのであって、傾きだけでは見栄えの問題以外には考えられないですからね。