一般的な電圧計は50/60Hz用であり、デジタルテスタはものによって20Hz~100kHz程度までOKである。高周波(無線周波数)の場合は、オシロや高周波電圧計によって電圧を測定する事になるが、敢えて電圧計やデジタルテスタで測定したらどうなるかをみた。
・%は計算電圧に対する実測値比
・0は最初指示するが表皮効果で段々と値が小さくなっていく。
・150V電圧計は整流形(可動コイル形)
・計算電圧 E は、E=√WR で算出 R:50Ω
結論から言えば何れも誤差大で実用的ではないが、
・デジタルテスタの1.81MHz以下で、20W出力以上の場合は、計算電圧の50%程度
指示するので、指示値の2倍が概略の電圧となるかも。
・テスタ測定の7MHz以上は表皮効果が大きく測定不可である。
・150V電圧計の場合、リード線が短いので表皮効果の影響が少なく、1.81~7.00
MHzで差がないのかも。が、誤差が大きすぎる。