電気器具にはいろいろなスイッチが付いているがこれまで使ってきたスイッチの中で危険を感じたものが一点だけある。 それはなにかと言うとピアノ式のスイッチである。垂直面についていればさほど問題はないが水平面についていると上から物が落ちてくると運が悪ければ人為的でなく勝手にスイッチが入ってしまうと言うことである。 かなり以前に、某大手メーカーの電気ストーブを買ったがこれは水平面にピアノスイッチが2個付いていて300W/600Wの切り替え式で一つ押せば300W、二つとも押せば600Wとなり再度押すと元に戻り切れてしまうと言う物であった。 かなり以前のことなのでなにが落ちてスイッチが入ってしまったか忘れてしまっがスイッチが入りヒヤリとした事があった。それ以後この電気ストーブはお蔵入りである。 そんな訳でそれ以来このようなスイッチの付いた製品を買わないことにしている。阪神淡路大震災では地震のほか二次災害として多くの火災が起こり犠牲者もたくさん出たがその火事の原因の一つにもなっているかも?。 話は変わるが阪神淡路大震災(1995.1.17)以降、水道の蛇口(水栓)のレバー式の物はレバーを上に上げて水が出て下げると水が止まると言う方式になったが、我が家は1993年に建替えたのでレバーを下げると水が出て、上げると水が止まると言う方式のものである。 これ等も地震後、水道の水が出っぱなしになっていた事から重力に逆らわない方式のものに変えられたと思う。私の勤め先の方は1999年に移転新築されたので我家と逆なので今でも間違ってしまう事がある。
写真上****ピアノ式スイッチなので一番危ない。
写真中****波型スイッチなので多少力を入れないと入り切りしない。
写真下****スライド(横引き)スイッチなので一番安全かも。