エルフナイト10プラス


十数年間使っていたプロパンコンロが壊れた。壊れたらオール電化にしようと前々から思っていた。そんな訳でプロパンコンロはIHヒータに、石油給湯器をエコキュートに3月に替えた。分電盤のブレーカも40A(8kVA)から50A(10kVA)に替えた。

電気料金の契約種別も「従量電灯C」から「エルフナイト10プラスエルフVあったかプラン」変わったので電力量計は誘導型(写真1)から電子式(写真2)に変わった。契約種別の「エルフナイト10プラスエルフVあったかプラン」と言うのは各電力会社によって色々な名称になっている(電化上手、はぴeタイム、Eeライフ、ファミリータイムなど)。

疑問だったのは時間帯と季節によって料金単価が違うのをどうやって計量するのかであった。これまで誘導型でも電子式(電子式は1982年ごろに出たが当時は検定は受けられなかった)でも単一のkWhのみを計量するものしか取り扱った事がなかったし見たこともなかった。

北陸電力の子会社の電力量計を製作している所のホームページをのぞいて見たがそこまで詳しく記載されていなかった。そこで北陸電力にメ-ルを送ったら担当の人から電話があり教えてくれた。要は電力量計に内臓のCPUに日時、曜日のプログラムを組み込んで、1・10:00~17:00(日曜日と夏期を除く昼間)、2・10:00~17:00(夏期の昼間但し日曜日を除く)、3・22:00~08:00(夜間)、4・08:00~10:00と17:00~22:00(朝夕)の4種類のタイプの電力量を表示するとの事であった。

電力量計を取替る前に上記の知識を得た。3月22日の午後に写真2の電力量計が取付けられた。が、帰って着た時は暗くなっていたので翌朝電力量計の指示(表示)を見て納得した。

3月22日の午後から4月5日の検針日までの使用量は1・38kWh、2・当然ながら0kWh、3・173kWh、4・164kWhであった。次回の検針日は5月9日である。間違いなく光熱費は安くなると思う。いずれここに経費比較を追加として載せる予定です。

 「エルフナイト10プラス」の電気料金の詳細は下記をクリックしてください。

季節別時間帯別電灯Ⅱ(エルフナイト10プラス)選択約款→料金単価

写真1上・変更前の誘導型の電力量計

写真2上・電子式の電力量計に変更になった現在のもの

写真3上・電子式の拡大写真。表示は、年月日→1(昼間)→2(夏期昼間)→3(夜間)→4(朝夕)と5秒ごとに使用電力量が表示されていく(1~4の計量中は時刻も表示される)。現在どの時間帯を計量中かは表示値(kWh)1~4の先頭に矢印が出ているものがそれである。現在朝8時52分なので矢印は4(朝夕)に出ている。また現在夏期(7~9月)ではないので2の表示は変化しない。

大勢には影響がないがこの電力量計の時刻とエコキュートの時刻の同期が取れていないと少しの時間だが高いほうの電気代を払う可能性もある。3ヶ月とか半年でどれくらいの差(秒)があるかも見たい。電力量計の銘板には現在時刻は検定外と明記している。どちらも電波時計を内蔵すれば時刻の同期は取れるが設置場所によっては受信できない事もあるので将来的課題かも?。現状は仮に電力量計の時刻が狂っていてもエコキュートの時刻をそれに合わすのが一番。