アマチュア無線用送信機 ICOMのIC-7100Mの入力電源DC13.8Vに使用する電源装置のトランス式及びスイッチング式+送信機の総合効率の何と悪いことか。定格はHF/50MHz 出力2~50Wで7MHz帯で測定したもの。
電源装置はトランス式の第一電波工業とスイッチング式(半導体式)のコーセルの物を使用した。コーセルの物は15Vなので電圧調整用ねじで13.8V程度に調整して測定した。
最大出力の50Wでも、トランス式のAC入力は354Wで50/354で効率は14.12%、スイッチング式は50/240で効率は20.83%である。直流電源装置そのものの効率はトランス式で47.69%、スイッチング式で73.10%である。
トランス式とスイッチング式ではスイッチング式が3割強効率が良い。
受信のみではAC入力はトランス式は44.2W、スイッチング式は39W(冷却ファン常時運転)そんな訳で受信のみはDC12V 出力2.5Aのスイッチング式の物を使い20~21Wに抑えている。
AC100V式のケンウッドTS-990 定格はHF/50MHz帯出力 1~200W を7MHz帯で測定したもののAC入力は受信71~77W.、送信200Wで528W(出力/入力 37.88%)であった。
トランス式GSV3000 スイッチング式PAA300F-15 形状比較