気温と周囲の構造物の温度差・その3


8月2日(月曜日)に最高気温が35℃という猛暑日の予報があったのでその時の状況を見た。「その1」は気温25℃、「その2」は気温30度の真夏日の状況をみた。今回の「猛暑日」状況を記載してお終いにする。

 車庫屋根上のアマチュア無線    見難いが中央左側気温センサ      架台の温度センサ

   用ルーフタワーの架台      ぶら下がっている茶色の線      ビニルテープの中央

                                  近辺に這わせている同軸ケーブル

                                     5D2V 2本

気象台の気温は通風筒内で測定されるので、直射日光は当たらないし文字通り通風状態で測定されるので我々が測定している気温よりも低い場合が多い。

 

「その1」では気温24.41℃で架台温度は35.28℃で温度差は10.87℃

「その2」では気温34.81℃で架台温度は44.49℃で温度差は9.68℃

「その3」では気温38.80℃で架台温度は49.32℃で温度差は10.52℃

 

であった。平均的には最高気温に対して架台温度は10.36℃高くなっている。結論から言えば異常気象であっても気温が45℃を超える事はここ100年で超える事はないと思う。(それまで私は生きられないが (*^_^*) )

 

気温45℃+11℃(架台の温度差)=56℃で、最低の絶縁物の許容温度は60℃(ビニル)なので電線やケーブルが熱的な経年変化で駄目になる事はないと思う。私の場合は無線出力は200W以下で運用はせいぜい1日1~2時間なので放射抵抗50Ωとして最大でも2Aしか流れないし、かつ、間歇通電である。