これまで50Hz ⇔ 60Hz 間の電力融通は120万kWであったが、2021年3月に飛騨信濃直流連系設備 90万kWが運用を開始したことにより210万kWとなり、東日本大震災後に計画された融通電力300万kWは2027年度に達成される予定である。
累計
佐久間 FC 30万kW 1965年運用開始 30万kW
新信濃1 FC 30万kW 1977年運用開始 60万kW
新信濃2 FC 30万kW 1992年運用開始 90万kW
東清水 FC 10万kW 2006年運用開始 100万kW
2007年7月16日 中越沖地震発生 2011年3月11日 東日本大震災発生
東清水 FC 10万kW→30万kWへ設備増強 2013年2月運用開始 120万kW
飛騨信濃直流連系設備(HVDC FC) 90万kW 2021年3月運用開始 210万kW 現在
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東清水 FC 60万kW増設 2027年度目途 270万kW 将来
佐久間 FC 30万kW増設 2027年度目途 300万kW 将来
FC : 周波数変換所 HVDC : 高圧直流送電
・将来的には 50Hz ⇔ 60Hz 間の融通電力は300万kWになる予定。
・300万kwはどれくらいの規模かと言えば、北陸電力で見た場合、発電能力は800万kW強(2010年資料)但し、休止中の志賀原発190万kW強なども入っている。最近の夏場の需要電力は500万kW強なので300万kWで
北陸電力(富山、石川、福井県(関西電力供給の福井県の一部は除く)+岐阜県の一部に供給)の6割弱を賄える規模である。