L(誘導性リアクタンス・インダクタンス)、C(容量性リアクタンス・キャパシタンス)、R(レジスタンス・抵抗)の電圧と電流の位相差は、教科書では下記の様になっているが、これを確認して見た。
・Lは電圧位相に対し電流位相は90°遅れ → 90°は50Hzで 5.00msec遅れ、60Hzは 4.17msec遅れ
・Cは電圧位相に対し電流位相は90°進み → 90°は50Hzで 5.00msec進み、60Hzは 4.17msec進み
・Rは電圧位相に対し電流位相は同相(位相差無し)
・周波数は国内では、C/S(サイクルパーセコンド)が → Hz(ヘルツ)に1972年に計量法の改正で変わった。国際的には1930年の国際電気標準会議(IEC)で制定され、1960年に国際度量衡会議で採用された。ヘルツはドイツの物理学者「ハインリッヒ ヘルツ」に因む。
周期:T=1/ f (秒・S) f:周波数 (Hz)
50Hz T=1/50 = 0.02S 20msec 20msec = 360° 90°= 5.00msec
60Hz T=1/60 ≒ 0.0167S 16.7msec 16.7msec = 360° 90°= 4.17msec
正弦波交流の1周波(1サイクル)に要する時間を周期といい、単位は秒・Sを使う。