高圧電気の引込は一般的には電力会社の高圧配電線から引込むが(写真1参照)、美観を重視した電柱のない無電柱道路ではどのような引込になっているのかつい最近まで見た事がなかった。今回、それを見る機会があった(北陸電力の場合 写真・2参照)。
無電柱道路の場合は引込開閉器だけしかないので電力量計用の取引用変成器(計器用変圧変流器・VCT)はキュ-ビクル内または電気室に設置される。東京電力の場合は図面(接続図)でしか見た事はないが、高圧電気の引込は北陸電力の無電柱道路の引込開閉器と同様のUGS(Underground Gas Insulated Switch・Under Ground
Switch)と呼ばれるものを使っているので取引用変成器はほとんどキュ-ビクル内または電気室に設置される。
写真1・一般的な高圧配電線からの高圧電気の引込