私が小学生の時分は、我町(石川県山中温泉)の車と言えばタクシー会社の外国製のものと、個人では某チェーンメーカー社長(東証1部上場会社)のリンカーン(キャデラックかも)1台、それに運送業務用の3輪や4輪のトラックだけであった。当時は木炭のトラックもあった。お医者さんは徒歩やスクータで往診に回っていた(いまどき往診はないと思うが)。
社長の車庫は私の家から近い北陸鉄道加南線山中駅(1971年廃止)のすぐ近くに木造平屋の大きなものであった。いまでは考えられないが運転手さんがエンジンをかけ社長のお迎えに行くときなどは車の排気ガスが良い匂い(香り)がするものでよく近所の友達と車の後を追っかけてその匂いをかいでいたものであった。←ガソリンは芳香族の成分を含む。
当時はガソリンスタンドといっても町に1軒しかなく、それも移動式タンク(容量は不明)は1台のみで、「50リッターを入れてほしい」と言うと、今のようなピィッピィッピィッではなく手動でポンプを回し上部の目盛の切ってある透明な容器に50リットルを一旦溜めて、次にバルブを開いて給油口に送り込むと言う方法をとっていた。
ガソリン代が高値安定となっている。第一次石油ショック以前は1リッター48円と言うのを記憶しているし、大阪にいたときの第2次石油ショックのときは175円と言う看板を見たこともあった。2001年3月に現在乗っている車に変えた。それ以前の車のガソリンの納品書は捨ててしまったので不明だが2001年3月から現在までのガソリン価格を調べてみた。
2001年3月27日が最初の給油日でリッター100.8円(消費税込み)であった。2004年7月?からは単価が消費税込の表示になっているので消費税込みであらわしてみた。ガソリンはそれまでの車は、満タン、満タンとして給油していたがこの車は当初のころのみ満タンとしていたがその後は、燃費を計算するのに都合が良いように毎回50リッターを給油(タンクの容量は60リットル)している。
上表は2001年~2003年のガソリン価格(消費税込)
上表は2004年~2006年のガソリン価格(消費税込)
最安値は90.3円(2002.2.8~2002.3.27)、最高値は140円(2006.9.9)。