暖房器具を使う季節になると火災による犠牲者のニュースがTVや新聞等で毎年のように報道される。先日あった石油ストーブよる火事でも外出していた家族を除く全員が犠牲になるというという痛ましい報道があった。
住宅用火災警報器は既存の住宅でも罰則はないが2011年6月1日から義務付けられているが、この住宅ではこれの取付が無かったようだ。
「生活あれこれ・No.71 『住宅用火災警報器』2008.6.14」に記載したものによれば、
消防法が改正され2008年6月1日から石川県や富山県では一般家庭でも住宅用火災警報器の設置が罰則はないが義務付けられた。ロ-カル紙によれば石川県内で3~4件これによって未然に人命が救われたとか火災が大きくならないで済んだとかの報道があった。福井県、新潟県は施行がぎりぎりの2011年6月1日からとなっている。
近くのヤマダ、コジマ、ジョ-シンにいけば5000円前後で各メ-カ-の物が店頭に並んでいる。我家ではタバコは吸わないし、灯油も使わないので火災発生の確率が減るがそれでも電気器具の発火とか自然災害その他がある。少々取付が遅れたがようやく本日必要箇所に警報器をつけた。現在、コジマは撤退
警報器はWebの通販で買ったら安いとの声もあった。会社の出入り業者から4200円のチラシが入っていたのでこれにするかと思った。が、横からもっと安く買ったとの声があり結局そこから6月初に買った(通販より価格は安い)。天井、側面に物をつける場合我家では壁板(石膏ボード)の下に貫きがあるので器具に付属してくる木ねじは短かく役に立たないのでいつも長めのものを準備しそれを使っている。
社団法人 日本火災報知機工業会のHPは下記
「住宅用火災警報器」
我が家は、2008年6月にダイニング、階段、寝室につけてあり、10年を経過した今も、試験のヒモを引っ張ると「正常です」の音声案内がある。電池はまだ大丈夫の様だ。
風呂、脱衣場とトイレに入っている場合、その入口(出口)が火災で出ることができない場合は逃げ場がないので(窓はあるが手動式開閉の鎧窓)ハンマーを置いて窓を打ち破るしか方法がない。その他は、窓を開けたり、ドアを開けて外に逃げられる。
風呂、脱衣場は起きている時で家人もいる。トイレはせいぜい5分程度の使用なので火災が発生してもすぐ判る。就寝中も含めて確率的に火災で犠牲になるとは考えにくいがそれでも用心に越したことはない。