先々週初めから胃がキリキリ、チクチクするとかの痛さではなく鈍痛のような痛さで困っていた。市販の胃腸薬を飲んでも一向に直らない。それでも忘年会には出席していた。やむなく12月27日に病院に行った。さっそく胃カメラを飲んだが胃炎と言う事で癌でなくてほっとした。自分の見立ては早食いと食いすぎかと思う。そんな訳で貰った薬をしっかり飲み、早食いを止めて一口30回噛む事を心がけるようにした。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」をいつまで忘れないかである。
もう5~6年前から胃カメラは麻酔をかけてもらってから飲むことにしている。それまでは「緊張せずに力を抜いて」と医師に言われるがどうも緊張して変なところに力が入りカメラを飲むたびにしんどい思いをしていた。ただ麻酔は署名捺印が要るのが面倒だが麻酔をしてから1時間くらいで検査も終わって目が覚めるので楽チンである。
最近ではこんな苦しさを緩和する目的でカメラも小型化され鼻から入れて検査するものもあるが最初から麻酔をしてくれと言ったのでその病院には鼻から入れるカメラもあったがそれは使用しなかった(鼻に局部麻酔をするようだ)。
話は変わって、2005.11.14に胃の上部がいつもと違う痛さに見舞われたこの時も市販の胃腸薬を飲んだが一向に良くならない、つぎの日も同じであった。ヤバイと言う事で16日に病院へ行った。すると医師に「刺身を食わなかったか?」と聞かれた。とっさに聞かれたので食わんかったと言った。一通りの問診と触診が終わって胃カメラを麻酔をかけてもらって飲んだ。結果は写真のように刺身の中にいたアニサキス(回虫)が胃の粘膜に噛みついて痛みを出していた事が判った。その場でアニサキスを退治してもらって事無きを得た。どうも11月13日に食ったタラの刺身に入っていたようだ。しばらくは刺身を食べなかったが、喉元を過ぎたのでいまでは何時も通り食べている。(^◇^)
刺身を食って胃が痛くなったらアニサキスを疑おう
写真・1(上)このアニサキス(回虫・白い虫)が胃の粘膜に噛みついて痛い思いをした。