天ぷら家電量販店


 家から車で5分以内の近所に家電量販店のヤマダ、コジマ、ジョ-シンがあり、10分以内には100満ボルトがある。これまでエアコンは自宅建替時や寿命による取換工事(今年8月に2台取換)は私の勤務先に出入りの電設資材店にやってもらっていた。先日、あるサービスがあったので「物は試し」とそろそろ寿命のエアコンの取換工事をある量販店にやってもらった。機種は8月交換したものと同じである。

 オール電化の工事なども各家電量販店は手がけているがどうも工事に信用がおけないと言う懸念 (どんな下請工事店を使うか判らない) があるので家をたててもらった工務店にその他の模様替えも含めてお願いした(今年3月)。

 家電量販店によるエアコン取換工事は私が会社にいる間に行なわれた。帰ってきて確認すると電気工事、配管工事はOKとしても室外機の架台の取付がお粗末であった。架台はこちらが指示した通称「ドブ漬け」の溶融亜鉛めっきであった。が、下に4箇所の基礎孔があるが基礎ボルト(アンカーボルト)を打ってなく子供だましのように背面を2箇所針金で留めてあるだけであった(写真2参照)。これを見てカチンときた。

 店に電話をすれば店の担当者と私だけの話に終わり会社としての再発防止が計られないと考え、工事完了のアンケートに記載された本社お客様係にクレームの手紙と写真を6枚つけて11月11日に郵送した。翌日には郵便が本社に着いた様で金沢の工事の担当課長からお詫びと手直工事を14日にやりますとの電話があった。

 手直工事と言ってもアンカーボルトを4本打つだけであるので直ぐに終わったようだ。が、架台は「溶融亜鉛めっき」にしているのにボルトはM8の「亜鉛めっきのクロメート処理」である。電設資材店でやってもらったのはM10の「SUS(ステンレス)」のボルトである。ここでもアマとプロの差が見える。写真5.6参照

 結論を言えば家電量販店に工事をさせる場合は工事監督をしっかりするとか、事細かく工事仕様を指示しないといらん手間をかける事になる。家内に聞くとアンカーボルトを4本打つだけに工事側2人、店側2人が来たとの事であった。価格が多少安いのにひっかかかってはダメと言う事であった。