年中行事


  正月早々、年中行事と言うと不謹慎な事だが、毎年正月になると高齢者(後、ウン年すれば私もその部類に入る)が餅をノドに詰まらせて救急車で病院に搬送され運が悪ければ命を落とす人も多い。この正月石川県内でも3人が死亡との記事があり50代の人が亡くなったいたのにはびっくりした。全国ではどれ位の人が救急車のお世話になり、運悪く亡くなった人は何人なのかは私には分らない。

 以前、「こんにゃくゼリー」をノドに詰まらせて亡くなった幼児がいた(全国各地でも10名以下と記憶している)。こちらの方は表示を明確にするとか、ノドに詰まらない工夫をするとかが新聞報道されていたようだが、餅については日本古来の食べ物なので亡くなる人が毎年、正月にいても一切お構い無しである。自家製は関係ないが市販の餅の袋にもそのような注意書きはない(写真参照)。

 私はなんでこんな寒い冬に「そこに山があるから」と言う理屈で、年末年始にかけての冬山登山で遭難し亡くなる人も多い。この人達は遭難するかも知れないというマイナスの可能性を頭の片隅に持っていると思うのでそれなりの覚悟があるかと思う。しかし、餅で亡くなる人はまさか自分がなるとは夢にも思っていないので当の本人が一番ビックリしたのではと思う。

 海とか山の遭難の救助費用は誰が払うのかが疑問だ。WEBを見た限り海の場合は国(海上保安庁)が負担するらしいが、山の場合は?である。山で遭難した本人や家族に聞けば一番早いが周りにそんな人はいない。知っている人は連絡ください。お願いします。

早速、下記の連絡をいただきありがとうございます。

 ▼ 年中行事 [RES] BSのY.H ..2008/01/12(土) 12:50 No.34   山の遭難の場合の費用について調べてみると、それっぽい答えがありましたのでカキコします。税金から支払われる場合と、自己負担の場合との2通りがあるようですね。 山へ登る人は命だけでは無く金銭面のリスクを十分認識した上で登ることが大切ですね。こないだの大学サークルの洞窟探検で行方不明になり、捜索したケースの費用はどこから出るんでしょうね。

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 海で船や釣り人が遭難すると、海上保安庁がヘリでダダで助けてくれる。海の場合は担当が海上保安庁なので自動的にタダで救助してくれるというありがたいしくみになっているのだ。しかし、山で遭難した場合は2通りある。警察のヘリ・救助隊(警察官)・自衛隊が出動した場合、これは税金で賄われるのでタダ。ところが、山小屋の関係者など民間の人に救助隊への参加を求める場合は当然有料となる。1日あたりの費用は約50万円。冬山は倍になって約100万円となる。これは1日の値段なので念のため(^^;ヘリを飛ばせばまたさらに費用がかかり、1時間ごとに約100万円ぐらいと言われているらしい。

 先日、福井県勝山市と石川県白峰村の県境にある大長山で冬山合宿中に遭難して下山できなくなった関西学院大学ワンダーフォーゲル部の男子部員14人が救助されたという事件があったが、これなども遭難費用はタダだった。なんでもその時かかった費用は4千万円 ほどだったらしい。これは税金なのだ。一部の遭難者のために税金は投入されているのだ。この事件はまだいい。彼らはかなり生きるか死ぬかの瀬戸際で、命からがらという状態だったのだから仕方がない。だが、最近の遭難者は救助隊をタクシーがわりに使っているアホンダラがいるんだそうだ。ケータイの普及のおかげで安易に「疲れたから迎えに来て」「雪が多くて降りられない」「道に迷った」と軽々しく救助を呼ぶんだそうだ。もちろんその時にかかる費用がタダであることを知った上での確信犯である。

 たとえ安易に呼んでいるんだなとわかったとしても遭難救助隊は救急車と同じで、呼ばれたからにはいかなる時も救助に行かなければならないのだ。こいつらにかかった救助費用は全て税金であるということを考えると甘ったれるなカバヤロー!とヤッホーよろしく叫びたい気分なのである。こういうアホンダラも含め、全国で支払われている遭難救助費用は相当なものらしい。特に長野県の、アホンダラのために負担した税金分はかなりのもので長野県は遂に全面有料化にふみきったんだそうだ。本当に不可抗力で仕方がなくて遭難してしまった人も甘ったれ遭難者も同じように有料にしてしまったというわけだ。さすがだよ、田中チャン。フットワークが軽い。しかし不可抗力で遭難してしまった人は、せめて半額とか減額措置してあげて欲しいが…。

 だが長野県はこの条例を執行してからは、この遭難者がめっきり減ったらしい。なんでも、遭難者は隣の県の山まで移動し、そこから助けを呼ぶからなんだそうだ。それって自分が今「長野県の山にいる」と位置関係がしっかり把握出来ているということで全然遭難者じゃないじゃん。と言うことは、なんちゃって遭難者 と言うことになるよね?いい加減にしろ~。  そんな奴は山に登るな~~。やっぱり全国的に有料にした方がいいと思う。

 ちなみに、【山岳保険】 と言うのがあるんだって。知ってた?そんな保険もあったんだね~。

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▼ Re:年中行事 井上幸造 ..2008/01/13(日) 00:31 No.35  了解しました。よく判りました。モンスターは、親や先生のほかに登山する連中にもいる事がわかりました(^◇^)。この連中はアルピニストとは呼び難いですね。  ありがとうございました。

                  市販の餅の袋の注意書き