LED照明器具の消費電力、力率、照度の例・その3


「電気あれこれ・No.169  2012年8月4日 (LED照明器具の消費電力、力率、照度の例・その1)」で記載した照明器具は使用開始後もうすぐ5年を迎えようとしている。

 

実際に使っているのは「寒色8(蛍光灯色)」のであるが照度が落ちてきている。暖色は使用していないが、

寒色8~10、暖色8~10をどの様に変化したかを記録計を入れて見た。

 

前回はLED照明器具の特性を理解せずに時間変化で照度(ルクス・lx)は変わらないだろうと考えて測定していた。今回判った事は、リモコンで照度を変えても人間の目では照度の変化は分からないが切替当初は高めの照度を示すが10分位で照度が落ち着くことが分った。光束(lm)を測定するものが無いがカタログ定格では5,750lmである。

 

そんなんなんで、照度が5年間でどれだけ落ちたかの正確な値は・・・であった。残念、またの機会に今回をベースに測定して見ようと思う。

 

電源電圧は電力会社のそのままを使用。深夜帯の需要の少ない電圧が安定している時が測定には一番いいが起きていられない。(^◇^)

 

下表の照度以下の数値は落ち着いた時の値

記録風景

下のものはNo.169のもの、照明器具、リモコン、照度計は今回も同じものである。前回は10から下がっていったが今回は8から10に上がった。下表は比較しやすい様に上表に合わせた。

 

測定はリモコン操作後、どれくらいの時間を経過した後の値かは今となっては知る由もないが寒色10の750lxに対し上表は604lx  604/750で80.5% 他の寒色8~9は83.5%程度である。