電線管の接地


石川県庁近くの配電線の末端が6kV・CVT250sqで地下に潜っている。その相手先は数十メートル先の県庁の歩道の隅っこの所の電柱である。なんでか地下に潜らせているのかと思えば県庁の周りは「無電柱化」と言う事でこのようになっていると思われる。

 

それはそれでよいのだが6kV・CVT250sqの入った電線管の接地端子が「こっち」と「あっち」でえらい差がある。何でやろ?こっちは接地端子座を設けているが鉄製なのでサビが多く発生している。圧着端子と端子座のすきまから雨水が侵入してサビがが発生していないのだろうか?、北陸電力の所有物なので勝手に見るわけにはいかない。

 

あっちは簡単な方法で接地線をつないでいる。あっちは県庁が建ってから建物ができた建物群である。そんな訳で電柱の建った時期の違いから工法が違うのかも?6kV・CVT250sqの遮蔽テープはA種接地工事なので電線管はD種接地工事と思うが・・・

 

電力会社の工事の割りにはこっちは8sqであっちは5.5sqである。問題は全くないが如何なものか・・・

   電柱と電線管         電線管の接地端子座と接地線     白と緑の接地線 8sq

 

                  下はあっち(相手先)の電柱

   相手先の電柱    接地線は5.5sqでこちらは簡素  見難いが右(こっち)と左(あっち)に電柱

遠くの茶色の建物は県警本部庁舎(県警本部庁舎、行政庁舎、議会庁舎と続いている)

 

         位置関係の写真は県庁19階の展望室より2018年4月22日撮影