こんな表示をすんなま(石川県地方の方言で「するな」の意)


地中埋設配電線路の変圧器において道路上に設置する変圧器です。 道路上に設置することから,高い安全性を確保するために筐体を二重構造としています。← 無電柱化の「路上変圧器」の某変圧器メーカーの説明文

     石川県庁前の路上変圧器        「変圧器にふれないで下さい」の表示

                       周りは「貼り紙防止処理」をしている(ブツブツ)

この路上変圧器は石川県庁の前の歩道に設置されている。前の道路は金沢駅(金沢港口・以前は西口と呼称)から金沢港に続く道路である。路上変圧器の向う側は新装なった石川県立中央病院である。

 

同様のもので、JIS C4620のキュービクル式高圧受電設備は人の触れる場所に設置されていても、囲いが無くてもよく(囲いをしてある設備もあるが)、危険の表示等も不要である。(してある設備もあるが)但し、変電設備の大きな銘板は必要である。

 

A種接地工事が施されているので外箱に触っても問題がなく、かつ、二重構造に なっているのに何故、「ふれないで」の表示をするのか・・・である。北陸電力のマークが入っているので北陸電力の指示と思うが・・・

 

一般の人がみても「変圧器」と判らないものを、かつ、安全なのに「変圧器にふれないで下さい」の表示をするのは如何なものか、子供は漢字が読めない、どうせなら万国共通の絵文字の「さわるな」にしたら・・・

 

叩かれるのがいやなもんで、責任逃れの気がしてならないが・・・