前々からエアコンを入れた瞬間に手元の漏電遮断器(ELCB 3P 20A定格 30mA)からが音が出ていた。突入電流が悪さをしていると思いながらそのままにしていた。
そんなわけでエアコン(AC100V)を入れた時の電流、電圧波形はどんなものなのかを確認してみた。エアコンの
取説では運転電流は7.53Aとなっている。
突入電流のピーク値は「コンデンサインプット形」なので 132.19Aと大きく定格電流7.53×1.414≒10.65A 132.19÷10.65=12.41 定格ピーク値の12.41倍の電流が流れていた。時間的には1サイクル(16.67msec)である。当然、突入時は24%程度の電圧降下もみられる。
漏電遮断器内部のどこから音がするのか判らないが間違いなく音がする。5年を経過しているが異常がないので今後も大丈夫だろう。