送電電圧と碍子の数


徒歩5分から20分の距離にある近くの77kV(5分)と154kV(20分)送電線と苗場高原(新潟県)で見た500kV送電線の碍子の数


77kV送電線

 

碍子の数は6個、変圧器はY結線で中性点は種別までは確認していないが接地されている。77/√3≒44.46kV

44.46/6≒7.41 碍子1個当たり7.41kVを受け持っている。碍子は250mm形と思われる。

 

近くの北金沢変電所から鞍月変電所(途中)と金石変電所に送られる77kV送電線。

電技では同一地域においては66kV、77kVはどちらかの電圧を採用せよとなっている。が、電力再編の歴史的背景から北陸電力管内は福井県、石川県は77kVで富山県は66kVとなっている。


154kV送電線

 

碍子の数は77kVの倍の12個、154/√3≒88.91 88.91/12≒7.41kV 碍子1個当たり7.41kVを受け持っている。碍子は250mm形と思われる。

 

近くの北金沢変電所(車で10分)から154kVで金沢市内の変電所に送られている送電線。どこの変電所に送られているかは送電線をたどっていないので現在不明である。


500kV送電線 10個毎に黒の標識がある。新潟県苗場高原で見た。

 

碍子の数は26個、500kV/√3≒288.7kV 288.7で碍子1個当たり11.1kVを受け持っている。碍子の大きさまでは判らない。(320、340、380mmのどれか?)500kVは中性点直接接地のはず。

 

現在休止中の新潟県の柏崎刈羽原子力発電所から西群馬開閉所を経由して東京に送られている。