インバータ式蛍光灯は理屈でないなぁ


 家を建替えてから14年になる。1階の居間と2階の部屋の照明器具はインバータ式である。昨年の3月ごろ一番多く点滅させている2階の20W・5灯の照明がスイッチを入れても点かない事がたびたび起こった。球を換えても変化はない、観察してみると室温が13℃以下の朝一番とか夜一番程度だと点かない事が判った。A4一枚の裏表に印刷されただけの取扱説明書を出して見たがそんな事は書いてない。

 知合いの電気材料販売店の人に見てもらった(私は不在)。知り合いが来たときは室温が高くスイッチを入り切りしたが100%点滅したようだ。私は室温に関係があると思っていたが販売店の人やメ-カ-は関係がないと言う。納得できなかったが部品を取り寄せてもらい交換したら室温が低くても100%点灯した(交換部品も時代の進歩で2点が1点に変わっていた)。

 今度は1階の居間の4灯用のうち1灯が室温に関係なく点灯しなくなった。またかと言う事で1灯だけを外して現在上述の販売店に交換品を手配してもらっている。

 インバータ式でない物はまず灯具は壊れる事はなくランプとグローランプの交換だけで長期間の使用がOKである。チラツキが少ないと言う利点はあるが灯具寿命と言う点ではインバータ式は理屈でない。シンプル イズ ザ ベストがここでも言える。

 電解コンデンサを使ったものの定格温度は105℃が現在では一般的である。保証寿命時間にもよるが寿命は10年~15年であるので仕方が無いかも。と言っても交換するのは面倒だ。今は自分で交換できるが足腰が弱ってきたらどうなることやら。


 写真1(上)・交換した2階のインバータ式蛍光灯の不良部品2点
写真2(下)・1階居間の現在不点灯の1灯を持ち帰ってもらい交換品を手配中の照明器具