100Vコンセントに電気製品のプラグを差し込むとき電圧側、接地側の極性を考えて差し込む人はほとんどいないと思う、また、コンセントの左右の接地側(左側)、電圧側(右側)の区別がある事を知っている人も少ないと思う。かく言う私も電気屋になる前は知らなかった。が、知らなくても生活には一向に差支えがない。
内線規程では屋内配線で100Vコンセントの配線は電圧側を黒の標識、接地側を白の標識を施すこととなっているが、現実はVVF2芯の「黒」と「白」の電線被覆の色でこれを満足している。200Vコンセント(主に200VエアコンやIHヒータ等)は黒と赤の標識なので黒と白のVVF2芯で白に赤テープを巻き付ける事が一般的である。(と思う)
上の写真は何れも試験の為、電圧側、接地側を判る様に作り使用しているもの
同色のコードに赤・電圧側と白・ 何故かこのメーカー(KHD)の物はプラグを素直に挿すと電圧側が白線な
接地側のワニ口クリップを取付 ので白線に赤のワニ口クリップ、キャップ、黒線に白のワニ口クリッ
プ、キャップを付けて電圧側、接地側を区別している
何れも試験に使用する場合はプラグの赤丸側を電圧相に挿す 白丸は接地側
テーブルタップの場合は電圧側が右になるプラグの側に赤丸を付けて差し間違いのない様にしている
パナソニックの場合は15A 125Vと表示してある側 挿し口は普通のコンセントと同じく電圧側が短く接
地側が長い 接地側には写真では見難いがWの表示が
ある