2007年3月に風呂を模様替えした時に付けた60形(公称60W)の白熱電球の2個のうち1個が6月11日に切れた。使用後、2年3ヶ月くらいである。そんな訳で電球を2個とも省エネ電球に交換した。省エネ電球は階段灯には以前から使っているがトイレは白熱電球である。
今回買った省エネ電球の欠点は点灯後は暫く暗いという事である。そんな訳で短時間使用には今の技術レベルでは不向きである。と、思っていたが、聞くところによると使った事(見た事)はないが娑婆にはそれを克服したものがあるようだ。
白熱電球と省エネ電球の節電比較をして見た。購入価格は省エネ電球2個で1152円で1個576円である。白熱電球は2個で172円で1個86円である。価格的には約6.7倍である。電球の寿命が1000hから6000hの6倍になるのでこれで一応チャラとしてあとは電気代である。
60形の白熱電球は消費電力が54Wに対し、省エネ電球は12Wなので54-12=42Wの差である。白熱電球に比べ省エネ電球は寿命までに42W×6000h=252kWhの省エネとなる。kWh当り20円として5040円安くなる勘定である。
白熱電球の寿命は1000hで2年3ヶ月持ったので、5040÷6年=840円、840÷2.25(2年3ヶ月)=373円、2個あるので年間746円の省エネとなる。←以上が大雑把な節電効果である。国の温暖化防止政策で白熱電球は2012年末までに生産および販売が中止されるので白熱電球は新品で保管すれば将来お宝になるかも(^-^)。
写真1・省エネ電球の箱の印刷
写真3・実測してみた省エネ電球の電圧(上側)、電流(下側)波形・上のメーカー仕様によれば100V、0.2A、12Wになっており力率は60%である。実測値とメーカー仕様はほぼ合っている。電流には高調波が多く含まれている。