「整流回路・其の1」では無負荷の電圧を載せたがここではブリーダ抵抗(BR)と負荷抵抗(R)を接続した場合について載せた。AC入力電圧はおよそ80V、BRは200Ω、Rは33.3Ωとした。
平滑コンデンサ(C)が無くても単相よりも三相は其の1の図2、図4からもわかる様に脈流が少ないのでCを入れた状態でBRのみ、およびBR+Rに電圧を掛けた場合も当然、電圧、電流波形は単相に比べ脈流は少ない。
図中の1、2、3、4の1は整流器出力の電流値、2はコンデンサ入出力の電流値、3はBR、Rへの出力電流値、4は出力電圧値を示す。2のコンデンサ電流値は三相では見にくいが単相を見ると基線より下側(マイナス)になっている部分はコンデンサからBR、Rに電流が流出していることを示している。
図2上・コンデンサとブリーダ抵抗を接続した場合の電圧、電流波形・上が単相全波整流、下が三相全波整流
図3上・コンデンサ、ブリーダ抵抗、負荷抵抗を接続した場合の電圧、電流波形・上が単相全波整流、下が三相全波整流