溶融亜鉛めっきの白さび


 鉄製品が錆びで汚なくなるのを防ぐためにペンキ塗り、塗装、や「亜鉛めっき」、「溶融亜鉛めっき(通称どぶ漬け・HDZ)」をしている。    
    
 ペンキ塗り、塗装であれば塗料が剥げた後、「錆び」が発生し、茶色~赤茶色~黒茶色になり汚ない。「溶融亜鉛めっき」であればめっきの下の鉄を守るため雨の当たる所に出来た亜鉛のさびは雨に流されてめっきは綺麗である。しかし、雨のかからない内側は湿気によって白く錆びる(「白さび」と呼ぶ)が雨がかからないのでそのままである。    
    
 我が家も近くの「金沢海みらい図書館」も日本海から1.5km以内の塩害地域なので内側はとくに「白さび」が目立つ、「金沢海みらい図書館」は開館が2011年5月21日であるが我が家よりも海に近いのでかなり「白さび」が目立つ。    
    
 「白さび」は鉄の錆びから見れば白いのでさほど汚なくはない。溶融亜鉛めっきはめっきの厚みにもよるが海岸地帯で24年~42年、山間地帯では52年~90年の寿命(めっきが雨水で溶けだし下の鉄が顔を出すまでの年月)である。我が家の車庫は既に19年を経過しているが問題はない。