600V定格の電線の外皮を手で触った場合の人の体内に流れる電流値の例


日立の600V定格のMLFC電線22sqに定格のAC600V程度の電圧を掛け外皮(電線の絶縁部分)を手で触った場合の人の体内に流れる電流値を測ってみた。


     試験回路             仮想大地        両足を裸足で仮想大地に載せる

変圧器の一端の白線を仮想大地に接

続し他の一端の赤線をμA電流計経由

で600V定格の22sq MLFC電線の一

端に接続し電圧のかかった充電状態

とする(テスタは605.3Vを指示) IV 14 22 38sqの絶縁抵抗は40MΩ/km at 20℃ なのでMLFCは調べてないが多分このあたりの数値と考えられる


手で電線を握らない状態での電流計 右手の親指を電線に当て他の指で電線を握ると20μA程度が私の体内に                   は0μAである           るが私は全く感じない(これでビリビリ来るようであれば絶縁電線の

                 役目を果たしていないが・・・  !(^^)!

 

                 IECの安全限界はACでは0.5mA(500μA) DCでは2mA(2,000μA)である

 

電気屋がスイッチなどを操作する時は右手で操作するのが常識だが、右利きの人は無意識に右手を使うが、ぎっちょ(左利き)の人は意識して右手を使うことが事が肝要です。左手は心臓に近いので感電した場合のリスクが大きい。ネットを見ると、「臓器がすべて逆位置の人は5,000人に1人位で、心臓だけが逆位置の人はさらに少ない」との記述がある。            


参考資料