胃カメラ・その2


 昨年12月に胃の具合が悪くなったので行きつけの病院にて胃カメラを飲んだ。胃炎と言うことで薬を貰って直した。調子がよくなったので元の生活習慣に戻ったら先週くらいからまた胃が痛くなってきた。

 そんな訳で2007年3月2日再びカメラを入れることにした。「胃カメラ・その1」で書いたようにこれまでは麻酔をしてカメラを飲んだ(飲まされ)が今回は鼻からカメラを入れるものに挑戦?(^・^)して見た。その過程を記します。

過程

1. 先ず、胃の中を膨らます薬(水溶液)を飲む(胃カメラも同じ)。

2. 鼻の中が出血しないように左右の鼻のなかに薬をスプレイする。

3. 左右の鼻に5ccのゲル状の麻酔薬入れる。落ちてきたら紙でとると言うより鼻を紙で押さえている感じ。

4. 麻酔が効いてきた5分後くらいに直径5mmくらいのチューブを鼻の中に入れる(左右の通りやすいほうを使う)。たまたま私の場合は最初の右でOKであった。5分間その状態でじっとしている。鼻からノドに抜けるときに一寸だけの痛みがあった。

5. 5分経過後、チューブを抜き、次に直径7mmくらいのチューブを再度入れこれも5分間じっとしている。これも鼻からノドに抜けるときに一寸だけの痛みがあった。これらは本番のチューブ(光ファイバー)が入りやすくするための事前処置らしい。

6. 腕に注射をする(口から入れる場合も同じ)。

 いよいよ本番である。これまでの口から入れるカメラはベッドに横たわっていたが、今回は回転イスに座ったままの状態でカメラを入れていく。麻酔無しの胃カメラのような苦しさはない。医師と会話をしながら画面をみて説明を受けた。結果は胃炎であった。

 カメラでの診察時間は15分くらいであった。準備から終了まで40分くらいである。終了後しばらくは鼻が多少痛かった。かつ、唇の乾燥感と喉が非常に渇いた。今回も胃の写真を記念に?貰ってきた。

2007.3.27追記
 26日のローカル紙に「鼻からの胃内視鏡検査」と言うタイトルの医師の書いた記事があったので上記以外の要約を載せておきます。「鼻からだと内視鏡がのどの奥に接触しにくくなり、嘔吐反射(おえっとなる感じ)が軽減される。スコープの太さも直径約5ミリと従来の半分近くである。ただし、内視鏡画像の解像度が少し落ちる為、精密度を高めて検査をする時は口からの内視鏡やさらに新しいハイビジョン内視鏡が必要である。また胃の出血を止める処置が出来ないので検査目的によって医師が機種を選択します。」となっていた。胃の一部をとる事は出来る→生体検査→私の場合は異常なしでピロリ菌もいなかった。