転倒防止金具


 3月25日に能登半島地震があった。新聞などでは阪神淡路と同様に「安全神話は崩れた」などと格好の良い見出しをつけていたが私はそうは思わない。ご幼少のみぎりに?福井地震を経験しているし、何よりも地震国日本なのだから、この地金沢でも数年前から「何とか断層」が南北?に走っていると地元大学の地質学者がのたまって注意を喚起している。

 家を建替えた時に天井まで270mmの2階の本棚(写真1)には転倒防止(写真2)の金具をつけていたが天井まで820mmの同じく2階のアマチュア無線用のラック(写真3)にはつけていなかった。そこで、4月28日にこれに転倒防止金具をつけた。能登半島地震では金沢の震度は4だったが金具無しでも倒れなかったので震度5くらいは持つだろう。

 昨日(2日)も午後8時44分頃に金沢で震度2(輪島市門前町は4)の地震があった。1階の食器棚は天井まで300mmくらいだがまだ転倒防止金具はつけてない。これが倒れると一番被害が大きいと思うので近く取付る予定。

 先日の新聞報道によれば今年の10月から地震保険も安くなるようだ。

                  写真1・2階の本棚の形状

写真2・建替え時から転倒防止の金具を取付けている本棚の上部

写真3・今回転倒防止金具をつけたアマチュア無線用のラック