単三電池の使い切り、又は、充電式どっちが得か


単三(単四)乾電池の使い切りのもの、充電式のもの、どっちが得かを考えてみた。充電器価格は考えない。

 

電器量販店の購入価格(ジョーシン金沢での価格・ネットでは安いところもあるが取り敢えずこれで考える)

 

エボルタ(スタンダード)4本で税込み1840円 @460円   2090.9% 単四も同じ価格

アルカリ(パナソニック)8本で税込み 980円 @122.5円 556.8% 単三価格

アルカリ(ダイソー・百均)5本で税込み110円 @22円    100.0% 単四も同じ価格

百円ショップのダイソーを基準にすると充電式のパナソニックのエボルタは21倍、使い切りのパナソニックは5.5倍である。

 

以前にダイソーとパナソニックの使い切りのアルカリ電池の比較をしたが性能は遜色は無かった。電気あれこれNo.261(2015.7.25)「乾電池は100円ショップに限る」に記載している。

 

卓上の電波時計(単三1~2個)や普通の置時計は2年以上持つし、使用頻度にもよるが電子辞書(単四1~2個)も2年くらい持つ、TVやLED照明のリモコン(単四1個)は2年以上持つ。

 

2年程度電池交換の要らないものに1個460円もする充電式電池を使わないでダイソーの電池を使えば22円で済む、つまり、460÷22≒20.9  20.9×2年≒42 単純計算で充電式電池の元を取るのに42年かかる。 十年一昔と言われているのに42年は・・・パナソニックのものでも460÷122.5≒3.8  3.8×2年≒7.6  7.6年かかる。

 

充電式は公称電圧が1.2Vと言うのも難である。充電直後は無負荷で1.4V強あるが、室内放置で自然放電も含め1年後に10Ωの抵抗をつないで電圧測定をすると1.27V程度に落ちている。

 

「後の祭り」だが1ヶ月位で再充電するものであれば充電式電池は有利だがそれ以外の物は無駄である。多くの充電式電池を2010年に買ったが無駄な買い物となっている。数年前から充電式を使うのを止めて100円ショップの「ダイソー」オンリーである。

 

 

円筒容器に入ったものは2010年に買った充電式電池のエボルタ群(単三、単四)

 

 

一番上はダイソー単三アルカリ電池

二番目はダイソー単四アルカリ電池

 

三番目はパナソニックの単三タイプの充電式電池

四番目はパナソニックの単四タイプの充電式電池