変わったねじ頭?


米びつとか炊飯器の台がセットになっている「コメスター」についているコンセントが「あまあま」になっていたので以前に外付け器具で固定式になる松下のテーブルタップ(写真1)に変えた。それも毎日抜き差し(トースタなのであぶないから)しているので今度は固定器具(樹脂製)があまあまになった。そこでテーブルタップ本体とコメスターに孔を開けて固定してやろうとした。

ところがである。テーブルタップのねじを外そうとしたがプラスドライバーが入らないよく見るとプラス穴ではなくスター(Y)穴になっているではないか。マイナスの小さな奴でねじを回そうとしたが回らないので諦めた(写真2の左側のねじ、右は松下の露出コンセントの普通のプラスでもマイナスドライバーでもいけるねじ)。

多分、松下は分解、改造されないように一般的でないこんなねじを使ったと思われる。東京鋲螺協同組合発行ねじの総合カタログをみてもこのねじ頭は出ていない(鋲螺→「びょうら」と読みねじの事)。

そこでやむなくテーブルタップを諦め、コメスターにφ4.2mmの孔を開けて松下の露出コンセントをつけた。

写真1・上が外付け金具で固定可能なテーブルタップ、下が露出コンセント。

写真2・左側がテーブルタップについている頭がスター(Y)のねじ、右が一般的なプラスでもマイナスドライバーでもいけるねじ。