年賀状


 今年も元日に年賀状が例年のごとく届く、知合いからの文面には昨年は入退院を繰り返しようやく快復した。現在は気侭に時を過ごしている。と、記されていた。そして、これを機会に賀状の交換を終止したいとの一文があったので驚いた。

 私は、70歳を過ぎてもう字を書くのが億劫になった時点で案内を出すつもりでいたが先を越されてしまった。知合いは私より一寸だけ若いだけなのに。

 昔からそうだが勤めている会社の人から年賀状が届いても私は出さない主義である。

 どうせ1月の5~6日には顔を合わせるのだからと言うのがその理由である。但し、年賀状をありがとうの一言は言っているし、顔を合わせない場所が離れている支店などの人には出している。ただユニークな作品を毎年考えている人のものや、2ヶ月ががりでスターの似顔絵を描いている人のものはこちらからお願いして送ってもらっている。

 ITの時代になってから年賀状の大半の宛名書きも印刷の時代になっている。私は無線のQSLカードもそうだが止めるまで手書きで頑張るつもりだ。友達からの年賀状はお互い下手くそな字を見ただけで、本文を見なくても「お前さんも元気やな」と言うことが一目で分る。が、段々と手書きが少なくなってきて残念な気がする。ボケ防止にもなるのだが・・・。

 大失敗、元旦にきた、相手に出してなかった年賀状2通。早速その日に書き上げ近くの郵便局のポストに投函。帰ってきてから気がついた。投函したのは私宛にきたものであった。

 だけど、年賀状には消印が無いので戻ってくるはずだ。同時に2通を入れたのに県外の1通は3日に戻ってきた。県内のは4日に戻ってきた。郵便屋さんごめんなさい。今年は特にPDCAを回そう。