漏電遮断器のシリーズトリップ

我が家の分電盤は下の写真の物である。肝心の定格銘板の所に北陸電力のラベルが張り付けてあり漏電遮断器の感度電流が読めないが、多分 30mA 0.1秒と思う。

 

これはこれでよいのだが、ここから試験用の1φ3W電源盤の電源を取っており電源盤の漏電遮断器は15Aで感度電流は30mA 0.1秒である。

 

試験用なので色々な試験をするが誤って(ボケっとしていて)試験回路を地絡(アース)させる事がある。当然ながら感度電流が同じなのでほとんどの場合、漏電遮断器がシリーズトリップしてしまい家中が停電となり家人からお叱りを受ける羽目になる。(^◇^)

 

冷蔵庫は電源を切ったら再度入れる時は約7分経過後に入れろとあるのでこれの対応も邪魔くさい。(電気あれこれNo.297参照 )自家用電気設備なら分電盤の漏電遮断器を時延形(0.45-1.0-2.0秒等切替)にしたり感度電流(100-200-500mA等切替)を上げて逃げられるが北陸電力との「主開閉器契約 (50A 10kVA) 」であるので勝手に替える事が出来ない。

 

北陸電力に時延形に交換してくれと言っても無理な話である。

 

もともと、試験中に誤って電圧側回路に触り感電することがあるので回路の頭に1φ2Wの1kVAの絶縁変圧器を入れるようにしているが邪魔くさいのと無負荷損(15W程度)があるので経済的(ケチって)にと変圧器を外した時にこれが起きる。

 

ケチったらロクな事がない。 (^◇^)

 

 我が家の電灯分電盤       漏電遮断器の定格銘板       我が家の電灯分電盤の全体

「良」は保安協会の定期調査結果 肝心なところにシールが貼られて定格が読めない

 調査は2015.1.17なので2019年に

 4年に1回の調査が行われる予定

 青い「ヒモ」は緊急時の開放用(切り)である。

 

 試験用電源盤(1φ3W)の漏電遮断器    定格銘板の拡大