充電式電池の初期不良


 パナソニックの充電式ニッケル水素電池の単4、単3は「エボルタ電池」となっているが下の写真の通称?006P(6P)ものにはその記載が無いが何れも中国製である。ネットでは、1200~2000円位で購入できる様である。   
   
 この手のマンガン乾電池やアルカリ乾電池は1.5V×6個として9Vとしているが、充電式のニッケル水素電池は1.2V×7個として8.4Vを得て近似9Vとしている様だ。   
   
 乾電池の9Vが生まれた背景は色々あるようだが使う者としては単3が一番ありがたい。特に日常使う、テスタやクランプメータなどにこの電池が使われていると・・・となり、充電式の電池がほしくなる。写真のテスタも6Pの電池が使われている。   

 この二つの電池は2013.8.10に購入し、すぐ充電をして保管をしていたが、今回、この電池の初期不良のものに出くわした。使用しているクランプメータに電池取替のサインが出たので取替える前に無負荷で電圧を計ってみた。7.5V程度の電圧しかなかった。     
     
 乾電池の液漏れは過去に何回も各社の電池で経験しているが、まさかこんな電池の初期不良にお目にかかる事はなかった。再度、充電して負荷抵抗を接続しないで電圧を計ってみると充電完了初期には正常なものは10.2V程度あるが、初期不良のものは8V程度であった。     
     
 不良のものを7V位になるまで放電し、メーカー充電器取説記載の最長16時間の充電したがやはり8V程度の電圧しかならなかった。     
     
 電池なんか初期不良が無いものと思っているので保証書が付いて販売されているのかも?である。エボルタの取説には、

     
 ・繰り返し使える約1200回(最近のものは2000回)    
 ・フル充電して1年後でもすぐ使える(容量80%を維持)    
 ・つぎ足し充電OK

    
 と、記載してあるが6Pの説明書はどこかに行ってしまった(^-^)。