おカラス様


 「生類憐みの令」を出した徳川綱吉は「犬公方様」とあだ名され「お犬様」がまかり通っていた。時代は変わって現在、佐賀県の県鳥は「カササギ(カチガラス)」なのでここでは、「おカラス様」がまかり通っているようだ。     
     
 石川県の県鳥は「イヌワシ」だが、金沢市から加賀市の山奥に生息しているのでまだお目にかかったことはない。     
     
 電気あれこれ No.223 「カラスの巣」 2014.4.19 で、北陸電力管内のカラスの巣について記載した。北陸電力ほか各電力会社は停電事故防止の為、カラスの巣は見つけ次第撤去している。     
     
 しかし、佐賀県では、「県鳥」であるがゆえにヒナがかえるまで撤去せずに停電事故になる様なの一部を撤去し、ヒナが育った後に巣を全て撤去する「おカラス様」方式をとっているようだ。     
     
 そんな訳でたまには下の写真の様に、地絡事故が起き巣が燃えて停電する場合もあるようだ。「人間様優先」か「おカラス様」優先か・・・