お先にバイバイ


  昨日のローカル紙に、家康が亡くなったのは75歳。平均寿命が37~8歳の時代にあっては驚異的な生命力と言える、と載っていた。昭和30年の平均寿命は男63.60才、女67.75才であった。現在の日本人の平均寿命は、男78.64才、女85.59才である(厚生労働省の資料から)。

 そんな状況からローカル紙の「おくやみ欄」をみても60代の年齢の方はすくない。だいたい70~90代の方が占めている。18日の「おくやみ欄」に私の小中学校の同級生の名前がおくやみ欄に載っているではないか。たまに故郷の同窓会で会うくらいだったが彼も逝ってしまったか。あぁ、なんまんだぶつ、なんまんだぶつ、合掌。これまで自分で逝ったとか、事故や病気で逝った同級生の数もふえてきた。これからは年を追うごとに増えていき最後にはだれもいなくなる宿命が待っている。

 ローカル紙には一日20~30名くらいの方のおくやみが載っているので石川県内では年間20~30×365=7,300~10,950人の方が霊界に旅立たれたと言う計算になる(詳しくは調べていない)。

 私の番は神のみぞ知るである。が、目標は100歳である。目標は「天(あま)に橋を架ける」様なものは目標ではなく一寸きついかなと言うくらいの努力をすれば達成できるのが目標である(と思っている)。

 今日、ある日帰りの研修会に参加したが、帰りのバス内でバスガイドが今、バスガイドの間で話題になっていると言うある若いお坊さんのビデオで「おかげさま」というタイトルの1時間近くの講演を聴いた。ユーモアも交えなかなかいい話であった。車内からは今日の研修よりもこれのほうがええぞ、と言う声も聞かれた。これまでバスの車内で見るビデオは「釣バカ日記」とか「男はつらいよ」などと相場が決まっていたが今日は違った。

 良い一日であった。