用紙のサイズ


 製図の図面の大きさはJIS Z8311からA列(A4~A0)と決まっており、学校でも会社でもA列の図面(主にA4~A2)を使い、かつ、書類などもA4である。ところが私が社会に出た頃の役所の書類はB列のB5~B4であった。この為会社には役所用にB列の用紙もあった。これも時代の流れと共にA列に変わってきた。結構なことである。

 会社の書類や図面はA4~A2が主なのでA4に折ってファイルにするとかA3のファイルを使う事ですっきりさせる事ができ管理が楽である(量は少ないがA5もある)。

 ところが、世の中にものがあふれる様になってからJIS規格に関係の無い業界ではA列、B列の用紙のサイズにお構い無しに中途半端と言うか変形サイズのものが溢れてきて整理する方としては非常に迷惑な事である。雑誌なんかも同じである。写真1は先日送られてきた同一会社のものであるが片方はA5サイズ、もう一方はA5変形サイズである。「どうなっとんがいや」といいたくなる。

 写真2はこれまでに買った本のうち高さの違うものを並べて見た。これなども統一してくれれば本棚の棚段を増やす事によって「収納冊数も増えるのになぁ」と言うことになるのだが。

             写真1・A5の定形とA5の変形サイズの印刷物

写真2・本の高さの違い(規格通りのA4、A5、B5、B6もあり)